更新日 : 2020年12月02日

犬のフィラリア症はどんな病気?ワクチンの重要さを解説!

犬のフィラリアは、フィラリア幼虫が体内に入り、心臓の機能に障害を与えるとても恐ろしい感染症です。

こんかいは、犬のフィラリア症について、どのような病気なのか?また、予防するにはどうすれば良いのかなど、詳しく解説していきますので、ぜひ参考にしてください!

犬のフィラリア症とは?

犬のフィラリア症とは、寄生虫であるフィラリアの幼虫が、蚊を媒介して犬の体内に入る事で、心臓機能を害してし、そのまま放置をしていれば犬が死に至る、とても怖い感染症です。

フィラリアの感染経路は

蚊がフィラリアに感染している犬の血を吸って、ミクロフィラリアが蚊の体内に入り、蚊の体内でミクロフィラリアが感染幼虫になります。

その後、正常な犬の血を吸った際に犬の体内に侵入すると言う仕組みになっています。

フィラリア症はどんな病気なの?

体内に侵入したフィラリアの幼虫は、肺に血液を送る役割のある、心臓の右心室にある肺動脈に寄生します。

肺動脈に寄生した後、初めは目に見えないほど小さな幼虫なのですが、その場所で成長を続け長細い虫体となります。成長すると28cm以上の長さに成長する事もあります。

このような虫が、肺動脈に寄生すると、十分な血液を流す事ができず様々な支障を起こします。

蚊に刺されてもフィラリア症にならないケースはある?

率直に言うと、あります。

蚊が犬の体内の中で大きくなるまでに、たまたまうまく成長できず死んでしまった場合、影響がないこともあります。

フィラリア症の症状

フィラリア症の症状は、慢性と急性の2種類あり、ほとんどが慢性の症状だと言われています。急性の場合は緊急手術を要する危険な状態となります。

フィラリア症の慢性症状の場合

  • 運動したがらない、すぐに疲れる、辛そうに歩く
  • 体重が減る

さらに症状が進むと

  • 腹水
  • 失神

の症状が出ます。多くの場合、初期の咳では気づかず、すぐに疲れるようになったり、毛艶が悪くなったなどの時に気づく事が多く、この状態の時には既にフィラリア症が進行している状態にあります。

フィラリア症の急性症状の場合

  • おしっこが赤い
  • ぐったりしている
  • 急激な食欲不振
  • 元気がない
  • 突然亡くなってしまう

急性症状の場合、緊急性が高く早急に手術をしないと死亡してしまうほどの状態となっています。

急に倒れて、そのまま亡くなってしまったと言うケースもあるので恐ろしいですよね。

フィラリア症は予防しないと感染する

フィラリア症は、定期的に投薬・注射で予防することができます。定期的な予防をしない場合は、必ず感染すると言っても過言ではありません。

厳密には、蚊に刺さなければ感染しないので、蚊に絶対に刺されないという状況で飼育している場合は、予防の必要はないかと思われます。

ですが、そのような状況を作ることは中々難しいかと思います。たとえ1匹でも、フィラリアの幼虫を持っている蚊に刺されてしまうと感染するため、念のためにもフィラリア症の予防は必ずしておきましょう。

投薬の期間について

投薬の期間は、蚊が出始めてから1ヶ月後〜蚊がいなくなってから1ヶ月後で投与すると効果的です。

蚊の発生時期は地域によって異なるので、お近くの動物病院で確認が必要です。

フィラリア症の治療方法

予防接種を受けていない犬で、フィラリア症に感染しているかも!と思われる症状がある場合すぐに病院へ行き検査を受けましょう。

フィラリア症に感染しているかを調べるために、まずは検査を行います。

検査は、血液検査と超音波検査が行われ、血液検査では、ミクロフィラリアがいるかどうかを検査をします。

超音波検査では、心臓付近に寄生している虫の数を調べ、寄生されている数が少量の場合は、駆除薬を飲ませて経過を観察し、大量に寄生されている場合は、手術で虫を取り出さなければいけません。

フィラリアが体内にいなくなっても安心できない

虫の量が少なく、心臓に機能障害を起こしていない場合は、その後も問題なく生活できることがほとんどなのですが、後遺症が残った場合、後遺症に対しての治療を続ける必要があります。

まとめ

犬のフィラリア症について、いかがでしたか?犬のフィラリア症は、定期的な投薬、または注射で感染を防ぐことができますので、定期的な投薬。注射はかなららず受けましょう。