更新日 : 2021年01月18日

気付いた時にはもう遅い!犬の肝臓病について

皆様は、犬の肝臓病とはどのような病気なのかご存じでしょうか?

人間同様、犬の肝臓病も進行すると死に至る恐ろしい病気です。犬に症状が出てからすぐに病院へ行ったが、すでにかなり進行しているという状況も珍しくはありません。

そんな恐ろしい病気、肝臓病には早期発見する方法があり、早期治療する事によって予後が大きく変化します。

今回は、肝臓病についてご紹介いたします。

肝臓病とは?

肝臓病とは、なんらかの原因で肝臓機能が低下してしまい、障害があらわれる病気です。

肝臓の病気には様々な病気があり、その中でも犬がかかりやすいと言われている肝臓病は

  • 慢性肝炎
  • 急性肝炎
  • 肝臓腫瘍(悪性)
  • 肝硬変     など…

遺伝的に肝臓病を発症しやすいと言われている犬種もいます。

(べドリントン・テリア、ドーベルマン・ピンシャー、ウェスト・ハイランド・ホワイト・テリア、ダルメシアン、ラブラドールレトリバーなど…)

肝臓は、「沈黙の臓器」と言われているほど、症状が中々現れず、気付かないうちに進行しているという恐ろしい病気です。

肝臓病は健康診断で見つかりやすい病気!

肝臓病は、症状としては現れにくいのですが、症状が出る前に見つける事の出来る唯一の方法が「健康診断」です。

肝炎の場合、早期発見・早期治療ができれば、投薬だけで治る場合もあり、肝臓がんの場合は切除する事で完治が見込める病気です。

反対に、気付くのが遅れてしまい、すでに病気が進行してしまっている場合は、長期的な投薬、食事療法や最悪の場合は亡くなってしまう可能性もあります。

健康診断は、肝臓病だけではなく様々な病気を早期発見する事ができるので、定期的に行う事をおすすめします!

肝臓病の症状

肝臓病は、症状に現れにくく、症状が出たときにはすでに進行してしまっている状態の場合もあります。

次のような症状がみられる場合はすぐに病院へ受診してください。

  • 食欲がない
  • 痩せてきた
  • 下痢・嘔吐
  • 皮膚、白目、歯茎などの粘膜が黄色がかっている
  • おしっこの色が濃い
  • お腹が膨らんでいる、膨らんできた
  • 食後にフラフラしている、震えている、けいれん発作を起こした

初期の場合は、食欲・体重が落ち、元気がなくなり、粘膜が黄色くなるなどの症状が現れます。

これらは中々気が付きにくく、またこれらの症状が現れず、進行するまで無症状という事もあります。

肝臓病の原因

肝臓病の原因は肝臓の機能が損なわれた時に起こる病気で、多くの場合原因を特定する事は困難だと言われています。

その中でも考えられる原因を紹介します。

  • 感染症が原因
  • 自己免疫性、代謝性などが原因
  • 銅蓄積性の遺伝性が原因
  • 中毒が原因(薬剤や毒物)
  • 腫瘍が原因
  • 先天的な原因        など…

肝臓病の予防方法

ウイルスが原因の肝臓病を防ぐには、ワクチン接種をすることにより予防する事が可能です。(犬アデノウイルス1型感染症)

その他には、肝臓病にかかりやすいと言われている犬種は特に、定期的な健血液検査を行い、万が一発症していても早期的に治療が行えるようにしておきましょう。

また、いつもと何か違う様子や、どこか痛そうにしているなど、愛犬の様子が少しでもおかしいなと気づいた場合、「もう少し様子を見る」という事はせずに、迷わず動物病院へ受診する事も大切です!

まとめ

いかがでしたか?

肝臓病は怖い病気ではありますが、早期治療によって予後が大きく変わってきます。

肝臓病に限らず、すべての病気で早期発見・早期治療はとても重要なことです。普段の生活の中で気付きにくい病気なども発見する事ができる健康診断は、愛犬から様々な病気を予防する一つの手段でもあります。

愛犬と少しでも長く一緒に居れるように、定期的な健康診断に行きましょう!