更新日 : 2021年02月10日

犬の2分の1は悪性腫瘍で亡くなる!犬に多いガンと症状について

犬の医療発達やドッグフードの発達などによって、犬の平均寿命は延びています。

そういった中で多くなっているのが、犬のガンです。人間同様亡くなる原因のトップに入っております。

犬は喋る事ができないので、痛みや、倦怠感などガンによっておこる症状が出たころには、進行しているという事が多いです。

そこで今回は、犬のガンを早期発見する方法や、ガンの種類による症状についてお話いたします。

定期健診でガンの早期発見・早期治療ができる!

特に犬の場合、症状が出ていても分かりにくく、進行してより重い症状が出た頃には、手の施しようのない状態になってしまったという事も少なくはありません。

人間が、定期健診でガンを早期発見・早期治療する事で、完治が期待できるように、犬も定期健診によって、早期発見・早期治療をする事で進行を予防し、完治も期待できます。

犬に多いがんとその症状について

犬に多いと言われているガンを発症する部位は

  • 口腔内
  • 皮膚
  • 呼吸器
  • 消化器官
  • 膀胱・泌尿器
  • 肝臓
  • 胸部(肺や心臓など)  など…

今回は上記の、犬のがんで多い発症部位の中でも、多いがんについて、それぞれ症状も一緒にご紹介いたします。

口腔内のがん

犬の悪性腫瘍の6%が口腔内のガンと言われているほど、犬がかかりやすいがんの一つです。

その中でも

  • 悪性黒色腫
  • 扁平上皮癌
  • 繊維肉腫
  • 棘細胞性エナメル上皮腫

以上の4つが犬の口腔内のがんの中でも多いとされています。

口腔内のがんの症状

口腔内のがんで現れる症状は以下です。

  • 口臭が酷くなる
  • よだれを垂らす
  • 飲み込み障害
  • 出血
  • 体重が減る
  • 口を開けた際に痛みが生じる
  • 眼球突出
  • 顔面非対称        など…

皮膚がん

犬が発症する皮膚のガンの中でも代表的なのが「悪性黒色腫」というガンです。

悪性黒色腫を発症する原因は詳しくはわかっていませんが、黒い犬や高齢犬、さらに、雌(メス)より雄(オス)の発生が多いと言われています。腫瘍の色は茶色〜黒緑色が主ですが、まれに色素がないこともあります。

また、悪性黒色腫は

  • 口腔内の粘膜
  • 眼瞼部
  • 眼球
  • 指先

に発生しやすいと言われていて、この中でもさらに、口腔内の悪性黒色腫が多く見られます。

悪性黒色腫の症状

悪性黒色腫の症状は、発症する部位によって違います。
口腔内の場合

  • 口臭
  • よだれが増える
  • 出血
  • 潰瘍
  • 食欲低下(かたいものを嫌う)

などの症状が見られます。

また皮膚に発症した場合には、ホクロのようなものができていることで気づかれる飼い主さんが多いです。

ホクロのようなものは、良性の場合もあります。

悪性黒色腫の場合、転移率が30〜75%と、とても高い転移率ですので、症状がッミラれた場合はできるだけ早い処置が必要になります。

リンパ腫

リンパ腫は、体の中のリンパ球が腫瘍となってしまう病気で、固定臓器(リンパ節や肝臓など)にできた腫瘍を「リンパ系悪性腫瘍」、骨髄で発生した場合「リンパ性白血病」と、発生する部位によって、名称が異なります。

主に中高年齢で多く発生されて、はっきりとした原因はわかっていません。

リンパ腫の症状

  • 体重が減る
  • 食欲がなくなる
  • 元気がなくなる
  • 多飲多尿
  • リンパ節の腫大
  • 呼吸が荒くなる
  • いびきをかいている
  • 嘔吐・下痢
  • 咳        など…

リンパ腫のできた箇所によって症状は異なりますが、以下の症状が起こりやすいと言われています。

まとめ

いかがでしたか?

犬はがんに限らず病気にかかっても、すぐに態度には出さず、悪化した頃に症状が出ててくることが多いです。

そのため、犬が病気にかかっていることに飼い主さんは気付けないと言うことは少なくありません。

愛犬の病気にいち早く気付いてあげたいと言う飼い主さんは、定期的な健康診断で、愛犬の健康を見守りましょう!