更新日 : 2021年03月10日

狂犬病は危険の塊!予防接種が唯一の解決策である!

犬の病気で有名なものに狂犬病があります。もし感染すれば飼い主の生死にも関わる重病になります。今回はそんな狂犬病の予防接種についてなぜ飼い主が知っておかないといけないのかお伝えします。

①狂犬病はどんな病気か?

狂犬病は人畜共通感染症と言われる、人にも犬にも感染する病気です。また哺乳類であれば感染するリスクが必ずあります。しかも犬と人のどちらが狂犬病にかかっても、有効な治療法はまだなく死亡率も99%と言われており、非常に恐ろしい病気です。そのため狂犬病の予防接種はほぼ義務化されているため、ここ最近は国内で発症をありません。しかし世界で見るとまだ根絶できていない病気になります。

②検疫だけでは十分とは言えない現状

日本に来るペットは海外から輸入されることも多く、その際に検疫を行ってはいますが狂犬病が発生するリスクがゼロとは言えません。こうしたことから狂犬病の予防接種は、万が一の蔓延を防ぐためにも必要な予防策でもあり、飼い犬や飼い主の身を守るためにも、毎年必ず接種すべき予防接種です。

③狂犬病の感染と症状とは

狂犬病は発症から死亡までなんと長くても10日間しか生きられません。またほとんどの哺乳類は2日ほどで死亡してしまいます。

その感染経路は、狂犬病に感染している動物に咬まれることです。

咬まれることで狂犬病ウイルスが体内に入り感染してしまいます。そして潜伏期間は犬の場合2週間〜2ヶ月程度、人間の場合は1〜3ヶ月程と言われています。そして、狂犬病は2つのタイプに分けられ、感染後は「前駆期」「狂躁期」「麻痺期」という3つの時期ごとに症状が変化していきます。

④狂犬病の2つのタイプとは?また感染後の3つの段階的な症状とは?

狂犬病は大きく分けて「狂躁型」と「麻痺型」に分けられます。中でも麻痺型になると、わずか数日で死に至ります。多くは狂躁型に感染するため。一般的な狂犬病のイメージは、犬が凶暴になった状態でしょう。この狂躁期の時期に、暴れた犬が咬み付いて狂犬病が広がることがほとんどです。

前駆期とは

狂犬病の感染から1〜3日の時期に当たります。主な症状として元気の減退、食欲の低下または暴食がみられ、性格や行動の変化が起こります。凶暴な犬が温厚になったり、温厚な犬が急に凶暴になったりします。普段から知っている犬であれば変化に気付くことができると思いますので、日々観察するようにしましょう。

最も危険な狂躁期と麻痺期について

前駆期の後には1週間程狂躁期になります。この時期の症状は、常に興奮状態となり、大きな声で吠えたり、頻繁な噛みつき行動が見られるようになります。

また、水がうまく飲めなくなるため、水に顔ごと突っ込んで飲もうとしたりする行動が見られます。この狂躁期が終わった後、もしくは麻痺型の場合、徐々に大人しくなり意識低下を起こし始め、その後は呼吸麻痺を起こして死亡してしまいます。

⑤狂犬病予防接種の重要性

最近、海外から動物の空輸や、輸送船にたまたま乗り合わせた動物が狂犬病ウイルスに感染しており、その動物が日本に入ってきたということもあります。検疫で検査をしているとはいえ、想定外の経路からウイルスが入ってくることは十分にあり得ますので、必ず予防接種することをオススメします。それに国がその危険性を認知していることからも法律により義務化されているのです。

⑥法律により義務化されている犬の登録

狂犬病の予防接種を受けたことがあれば市町村に登録されるため、毎年4~6月の予防接種の時期になればお知らせはがきが届くようになります。また、本来生後91日以上の子犬は狂犬病予防接種を受けなければならず、「狂犬病予防法」によって狂犬病のワクチン接種と鑑札を付けることが義務付けられています。しかしそのルールを知らない人が多くいることも事実であり、日本にいる犬が全て受けているわけではないということが現実です。

だからこそ、愛犬と自分を守るためにも予防接種は必ず受けるようにしましょう。

まとめ

いかがだったでしょうか。狂犬病は致死率99%の恐ろしい病気で犬だけでなく飼い主である人も死亡してしまいます。その解決策は予防接種であり、それは飼い主にとって義務になっています。必ず、安全のために予防接種は忘れないように気を付けてください。