更新日 : 2021年04月13日

【犬の病気】チェリーアイ(第三眼瞼線逸脱)の原因や症状、治療費の相場は?

チェリーアイという病気を聞いたことはないでしょうか?

犬の目の涙を作る役目をしている「第三眼瞼線」という場所に炎症を起こしてしまう病気です。炎症を起こしてしまうと、その炎症部分が赤く丸く腫れ上がるため、その見た目から「チェリーアイ」と呼ばれるようになりました。

チェリーアイは先天性と後天性の2つに分類されています。さらに、元からかかりやすい、と言われている犬種もいくつかあります。

今回は、チェリーアイ(第三眼瞼線逸脱)について、原因や症状、治療の相場についてご紹介します。

チェリーアイ(第三眼瞼線逸脱)の原因とは?

チェリーアイ(第三眼瞼線逸脱)の大きな原因は遺伝が関係していると考えられています。

先天性で発症した場合、6ヶ月から1歳までの若いワンちゃんでの発症が多くみられ、後天性の場合は、事故や怪我などの何らかの外傷で発症することがあります。

先天性に比べ、後天性でチェリーアイを発症する確率は低いと言われています。

チェリーアイ(第三眼瞼線逸脱)を発症しやすい犬種

チェリーアイは以下のような犬種に多くみられます。

  • ビーグル
  • ブル・ドッグ
  • ボストン・テリア
  • グレート・デーン
  • アメリカン・コッカー・スパニエル
  • セント・バーナード
  • ペキニーズ
  • チワワ              など…

上記の犬種を飼育している方は特に、毎日の目の健康チェックは欠かさないようにしましょう。

チェリーアイ(第三眼瞼線逸脱)の症状

チェリーアイの発症について、目が赤く腫れ上がった状態になるため、飼い主さんは気付きやすいかと思います。

そのほかにも

  • 目を痒がる
  • 涙や目やにがたくさん出ている
  • 目を痛がっている

など、目に違和感を抱くため、しきりに目を気にする行動をとるようになります。

チェリーアイ(第三眼瞼線逸脱)の治療方法と治療費

チェリーアイの治療方法には、大きく以下の2つあります。

  1. 点眼薬や内服薬の投与
  2. 外科手術

まず、軽症の場合は点眼薬や内服薬を投与し、炎症を軽減させる治療方法がとたられます。それでも完治しない場合や症状を繰り返す場合は、外科手術によって治療します。

チェリーアイ(第三眼瞼線逸脱)の治療費

動物病院の料金設定は、病院によって違うので治療に必要な費用もさまざまです。

※以下でご紹介する費用はあくまで相場なので、動物病院や治療内容によっては大きく費用が変わってきます。

チェリーアイ(第三眼瞼線逸脱)片目の場合の治療費用相場

初診料 :2,500円
処方料 :1,000円(点眼薬・内服薬)
血液検査:7,500円
手術(ポケット法):21,000円

合計で32,000円となります。

中には手術費用が10,000円程度というパターンもあれば、全部で50,000円ほど必要になったというパターンもあります。

チェリーアイ(第三眼瞼線逸脱)の予防方法

チェリーアイは、遺伝的な要素が多いため予防は難しいと言われています。

発症後の早期治療が、症状の再発防止につながります。特にかかりやすいと言われている犬種を飼育している場合は、毎日愛犬の目の様子を伺い少しでも異常がみられる場合は、迷わず検査へいきましょう。

大切なのは、早期発見・早期治療です。

まとめ

いかがでしたか?

チェリーアイは見た目に症状が出やすい病気なので、飼い主さんが比較的発見しやすい病気です。

放っておくと、角膜炎や結膜炎など他の目の病気を発症することもあります。さらにそれらを放置しておくと、失明する恐れもあります。

もちろん、放っておけばおくほど症状が悪化し、治療費もかさんでしまいます。上記で紹介した症状が少しでも現れたら、できるだけ早く病院へ行きましょう!