更新日 : 2021年05月28日

犬も「歯磨き」は必要?おすすめの頻度や巻き起こるお口のトラブルとは。

愛犬の歯磨きは1週間に一度しておけば十分、、なんて勘違いしている飼い主さんが多くいます。それでは愛犬の口の健康と全身の健康を守ることが出来ません!

そこで今回の記事では、愛犬の口のケアを放置すると一体どうなるのかについて解説していきます。

1、マウスケアを怠った愛犬の変化について

まずは歯石が目立つようになってくる

人もそうですが歯磨きをしないと歯石が溜まってしまい、口の中が雑菌まみれになります。犬の場合は、口の中がアルカリ性という非常に虫歯になりにくい環境と言われています。しかし実際には、3日間マウスケアを怠るだけで歯石ができるのです。

歯石が出来てしまうと歯ブラシを使ったケアでは落とすことができなくなります。そのため超音波スケーラーという特殊な器具が必要となります。それを使えばようやく除去できますが飼い主がするにはかなり大変な作業です。

また、歯石は歯周ポケットと言われる場所に出来やすく、超音波スケーラーでも取り残しをする可能性があります。取り残してしまうと歯周ポケットから歯茎が腐っていき歯周病という状態になります。そしてこの歯周病は成犬の大多数に見られる病気です。

歯周病が進行すると歯が抜け落ちる

歯周病になると歯周ポケットを中心に歯茎が腐り始めます。

歯というものは、歯茎によって支えられているため、その歯茎が弱ると支持性を失ってしまうためです。このレベルまで放置してしまうと、歯茎全体に炎症が起こり、さらに歯茎に埋まっている神経が壊死を始めます。食事をするにも歯が痛くて出来なくなってしまいます。

そうならないためにもまずは歯周病予防、ひいては歯石を溜めないようにお手入れをしてあげる必要があります。

2、もしお手入れせず歯周病の進行が進み続けるとどうなるのか?

顎の骨が折れる

歯周病から骨折は容易に起こります。

理由としては歯の根本に、歯槽骨という顎の骨の一部が埋まっているからです。この骨が歯周病の進行とともに抜け落ちてしまい、気がついたら骨折していたということが起こります。

顎の一部や鼻の穴から膿が出てくる

歯周病が慢性化すると、口の中は常に炎症と戦っている状態になります。この炎症と戦っているときに発生するのが、匂いのする膿です。

このレベルになるともう病院でも治療が難しいレベルです。治療法としては手術のみになり、お金もたくさん必要になります。ただ、成功すれば治療効果としては高いので、歯周病は放置せずに必ず動物病院で治療してもらってください。

歯周病がきっかけで死ぬことがあることも

歯の病気で愛犬が亡くなることもあります。なぜなら、口の中の菌は唾液と一緒に体の中に入り、内臓を攻撃するからです。そしてもし、持病がある場合はその病気が重篤化してしまい死亡する可能性も十分にあります。

まとめ

ここまで紹介したように、愛犬の口腔ケアは非常に大切です。

歯石の治療に関しては麻酔を使用することも多く、1回の治療費が高額になります。

そうなると、必要な治療を必要なだけ受けさせることが出来ないこともしばしばあります。そうならないために愛犬のマウスケアはきちんと行いましょう。

愛犬が健康に過ごせるよう、きちんとした知識をつけてマウスケアをしてあげてください。