更新日 : 2021年06月07日

老犬の体の変化に合わせた体調管理とは?症状と飼い主ができること

長年連れ添った愛犬を最後まで大事にしてあげたいですよね。年を追うごとに老犬になっていく愛犬の健康管理のために飼い主のあなたが何をすべきか。そんな内容を今回の記事ではご紹介していきます。

1.老犬になって訪れる変化

食事について

老犬になると、歯周病や胃腸が弱ってきます。よく歯が弱ってきているからと半生のドライフードに変えてあげる気遣いをする飼い主さんは多いです。しかし半生のフードは水分量が多い上に防腐剤や保湿剤、さらに合成着色料をふんだんに使っています。これらの添加物は肝臓へ負担をかけ、多すぎる水分は腸に負担をかけ下痢を引き起こしてしまいます。

さらに、老犬の場合運動量が減るため、高い栄養価やカロリーのあるドックフードのエネルギー量が多くなりすぎて肥満になることもあります。また栄養価が高すぎると、それを分解するために肝臓が働かないといけないので、体調を崩す原因になりかねません。

老犬にとっていい食事とは、人間の赤ちゃんが食べるような離乳食をイメージして作ることです。手作りの食事をいつも作るのは難しい人には、幼犬用のドックフードを水でふやかしてあげるようにしましょう。

体温調節について

暑さと寒さに体が適応できなくなり、夏も冬も苦手になっていきます。

なので飼い主が体温調整のサポートをする必要があります。例えば夏の場合、エアコンを使ったり、水をこまめにあげましょう。また毛の長い犬の場合は、毛を定期的にカットして熱がこもらないようにしてください。

ただし、毛をカットしすぎると散歩中の地面からの照り返しを防ぐことができず、散歩で熱中症になってしまうので注意が必要です。

反対に冬の場合には、服を着せるなどして体温調整することが必要になります。

2.老犬になって起きうる可能性のある病気とその対処法

白内障

老犬になると頻繁にみられるのが白内障です。重症化すると手術しか治療法はなく、その検査や手術費用は25万円以上かかります。

白内障の初期症状は物にぶつかったり、飼い主とアイコンタクトが取りにくくなることです。ただ、犬は目に頼って生活していないため視力が落ちたからといって生活できないわけではありません。

それでも、物にぶつかったり・暗い時間に場所が分からなくなることがあるので、飼い主がフォローする必要があります。

白内障は初期の段階で見つけることが出来れば、点眼薬などで症状を遅らせることが出来るので怪しいと思ったら動物病院を受診するようにしましょう。

関節痛

人間と一緒で年齢を重ねると関節痛が起こります。ただ、人間と違って犬は痛みに強いため痛みが出てもすぐに慣れてしまい動き始めます。

関節の痛みが強い場合には、効き目の高い薬が今はあるので愛犬の様子を見て痛みが続いているようであれば動物病院へ行き処方してもらいましょう。ただし、どんな薬にも副作用があるため長期間使用する場合にはサプリメントも検討するようにして下さい。

他にも、痛みが原因で歩きにくくなった時には、歩行を補助してくれる道具もあるので動物病院で相談してみましょう。

老犬であっても散歩は必要なものです。最後まで歩けるようサポートしましょう。

認知症

実は犬にも認知症があるんです。人間と同じように昼夜逆転したり、同じところをぐるぐる歩いたりします。

認知症の予防や進行を遅らせるには、人間同様に刺激をできるだけ与えることが必要です。

また、認知症が進んでくると徘徊し始めて、転んでケガをするため床にマットを敷いたり、ゲージに入れておくなど安全への配慮が必要です。

3.犬用のサプリメントについて

人間同様に栄養補助食品として使用しましょう。犬によって好き嫌いや体に合わないこともあるので病院で相談しながら決めてください。またサプリメントはあくまでも補助食品なので、飲んだからといってすぐ効果を発揮することは少ないことは知っておいてください。

まとめ

老犬は家族の一員です。体調不良や食事の世話、身の回りの世話まで手がかかるようになります。それでも最後までなるべく元気に過ごしてほしいものです。

今回の記事を参考に家族である愛犬のケアを行って下さい。