更新日 : 2021年08月20日

柴犬がかかりやすい病気は?柴犬は我慢強いから病気を見つけにくい!?

柴犬は、我慢強く飼い主さんを心配させまいと重症になるまで我慢してしまう一面があるため、病気にかかっても発見しにくい事があります。異変に気付いたときにはもう病気が進行していたというケースは珍しくありません。

そこで柴犬を飼っている飼い主さんは、病気をいち早く発見するために、柴犬がかかりやすい病気を知っておく必要があります。今回は柴犬のかかりやすい病気についてご紹介いたします。是非参考にしてください!

GM1ガングリオシドーシス

犬の病気の中でもあまり耳にしない「GM1ガングリオシドーシス」ですが、実は柴犬に多く見られる遺伝病なのです。

原因

原因は、遺伝子の異常により、生まれつき本来分解されなければいけない物質を分解する事ができず、脳や臓器に蓄積して様々な神経症状や運動失調を引き起こしてしまいます。

症状

GM1ガングリオシドーシスは生後5~6ヶ月ほどで発症して

  • 歩き方がおかしい
  • よく転ぶ
  • 頭が震えている
  • 同じ姿勢を長く保てない

などの症状が現れては消えるを繰り返します。

進行すると

  • バランス欠如
  • 全身まひ
  • 過剰反応(音や接触)
  • 視力障碍
  • 頭部~四肢~全身の筋緊張
  • 痙攣

などの症状が現れます。発症して気付かず放っておくと1歳~1歳半年前後で死に至ってしまう恐ろしい病気です。

治療方法

治療法は症状に合わせた対処治療のみで、有効的な治療方法は見つかっていません。

予防方法

GM1ガングリオシドーシスの遺伝子を持つ母犬・父犬と交配をさせない事が唯一の予防法となります。

アトピー性皮膚炎

アトピー性皮膚炎は、アレルギー性皮膚炎の一種で、柴犬のほかホワイトテリアやゴールデンレトリバーに発症が多いと言われています。

原因

原因はアレルゲンが皮膚に接触する事で皮膚が炎症を起こしアトピー性皮膚炎を発症させます。遺伝的な要素関与があると言われていて、発症の多くは生後6ヵ月~3歳で発症しています。

症状

主な症状は

  • かゆみ
  • 赤み
  • 脱毛
  • 発疹

です。症状が出やすい箇所は耳、脇、股、足の先、口、目の周りでかゆくて掻きむしった際にできた傷から細菌が感染した場合、症状が悪化する事もあります。

治療方法

治療方法は、体に触れるアレルゲンとなっているものを除去する事が必要です。主にハウスダストや花粉、カビが挙げられます。まずは環境を整えアレルゲンを最小限に抑え、薬やシャンプー療法を行うなど、どのような治療方法を試すのか医師の判断が必要です。治療は長期間かかる事もあるので飼い主さんの根気強さも必要になります。

予防方法

アトピー性皮膚炎は、体質が関わっているため、予防が難しい皮膚炎です。発症したら、出来るだけ早めに病院へ行き獣医さんとの相談が必要になります。

膝蓋骨脱臼

膝蓋骨脱臼は後肢にある膝蓋骨が本来の正しい位置から内側や外側へ外れてしまう病気です。全犬種で起こりやすい疾患ですが、柴犬がよく発症すると言われています。

症状

膝蓋骨脱臼の症状は主に

  • 腰をかがめながら内股で歩いている
  • 跛行(足をかばいながら歩いたり引きずっていたりする)している
  • 地面に足をつこうとしない

特に、地面に足をつこうとせず歩く場合は重症化している可能性もあります。

原因

多くの場合、遺伝性のものですが事故などの後遺症で発症する事もあります。

治療方法

軽度の場合は、自然に治る事もありますが、重度の場合は手術をして膝のお皿を正しい位置に戻す必要があります。

予防方法

膝蓋骨脱臼は肢に負担がかかり発症します。自宅の床がフローリングの場合はクッションフロアや絨毯など滑らない床にする事や、ジャンプや上り下りを控えさせる、肥満の場合はダイエットをさせるなど、足に負担がかかる事は避ける様にしましょう。

まとめ

柴犬がかかりやすい病気についていかがでしたか?

ここでは良く発症する病気について解説いたしましたが他にも

  • 心室中隔欠損症
  • 僧帽弁閉鎖不全症
  • 緑内障
  • 甲状腺機能低下症
  • 股関節形成不全
  • 気管虚脱
  • 乳び胸

など、柴犬にかかりやすいと言われている病気は沢山あります。病気を早期発見するためには、毎日愛犬とスキンシップを取りながら健康チェックを行い、何かいつもと違うと感じたら迷わず病院で健康診断を受ける事をおすすめします!